喜んで話を聞いてもらうようになるには?
「なぜ、私の話を聞いてくれないんだろう?」
「同じ意見でも、他の人が言うと通るのはなぜ??」
こう思われたことはないだろうか?
立場が上の人や専門家も、もちろん話を聞いてもらえたり、意見を通すことはできる。
しかし偉い人や専門家でも、「ぜひお話を聞きたい」という人と、「しょうがない。話を聞くか」という人がいる。
この違いは何だろうか?
違いは、「魅力が高いかどうか」である。
先生には、常々「魅力ある人間になれ」と教えを頂いている。
さらに非常に魅力が高い先生ご自身が、「もっと魅力を身に付けたい」と努力を重ねておられるのだ。
なぜ、「魅力」が大事なのか?
魅力ある人には、人が集まってくる。
仕事にもなるし、お金も稼げるだろう。
さらに異性や同性にモテたり、目上の人に可愛がってもらえたり、目下の人からは尊敬されるようになる。
そして魅力が高ければ、それだけ多くの人に影響を及ぼすことができる。
「この人のいうことなら素直に聞いてみよう」
「この人に言われたならやってみよう」
人を直接変えることはできないが、影響を及ぼすことはできる。
魅力が高いほど、多くの人の役に立ったり、おこがましい言い方をすれば、たくさんの人を救えるということだ。
(もちろん悪用もできるのだろうが、そうした次元の話ではない。)
魅力を高めるにはどうするのか?
それでは、魅力を高めるにはどうすればよいのだろうか?
自身のもつ魅力を最大限高めていける方法はある。
1つ目は、「振れ幅」である。
芸能人で具体例を挙げてみよう。
- 速水もこみちさん:格好いい俳優なのに、料理がとてもうまい(ご存知のように番組を持っている)
- タモリさん:芸人で司会者なのに、トランペットやフルートもできる(タモリさんの場合は芸達者すぎますね)
- 石原さとみさん:一流の女優さんですが、琴が弾ける(他に、ピアノとクラシックバレエとヒップホップダンスもだそうです)
本業で一流の人が、かなりのレベルの意外な特技を持っていると知ると、「この人には敵わない」という気になってしまう。
さらに一流の人が、似つかわしくないほど「バカなこと」をやると、一気に親しみが湧いて好きになってしまう。
代表的な例は、北野たけしさんだろうか。
世界的な映画監督だが、お笑いももちろん健在だ。
監督した映画の授賞式で、ギャグもしてしまう。
この幅の広さが大きいほど、人間的な魅力は大きくなる。
「ギャップ」と言い換えてもいいだろう。
意識して自分の幅を広げる
私も、意識をして自分の幅を広げてきた。
- 超一流の経営者や、ビジネス書作家、コンサルタントの方々、将棋棋士とも交流がある一方、ホームレスやとある業界(ぼかします)とも交流があり、10代~80代までの友人・知り合いがいる
- カラオケでは、全力で歌ったり踊ったりさせていただいている(最新曲も仕入れています)
- ジムで筋トレや水泳をしている
- 毎年、新しいことに挑戦している(2017年は、6月までに、初めてスノーボードをやり、意味論や言語学を勉強し、TOEICに挑戦し、新たにこのブログを始めた)
これらを申し上げると、驚かれたり、興味や親しみを持っていただくことも多い。
色々なことをやると単純に楽しく、また学びになるので、精神的な若さも保たれるはずだ。
今までやりたいと思っていたことに、できるところから気軽に挑戦してみるといいと思う。
魅力を高める他の方法については、またお話ししたい。
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