「極める」と「広げる」のバランスをとる
本日で平成も最後。
令和になるにあたり、今後も活躍し続けて
変化の激しい世の中で
活躍していく場を広げ続けていくためには、
・1つの分野を極めること
・新しい得意分野を増やし続けていくこと
この2つのバランスが非常に大切になる。
根を張るのは3年が目安
1つの分野を極めることについて、
陰陽五行論には「根を張るには最低3年」
という言葉がある。
どんな分野でも、一人前となって
そこそこ食べていけるようになるには、
最低でも3年程度はかかる、ということだ。
その世界になじみ、
その世界の人たちとのつながり(人脈)を
作るのに必要な時間でもある。
いわゆる、
・桃栗三年柿八年
(桃、栗、柿に実がなるまでの年数)
・石の上にも3年
である。
したがって、3年を目途に、
新しく必要だと思う分野を
1つずつ増やしていくのがいいと考えている。
SEとしてのキャリアスタート
私の場合は仕事のキャリアを、
プログラマー/システムエンジニアとしてスタートさせた。
最初は慣れない仕事で四苦八苦はしたが、
3年も経ってようやく慣れてきたころに、
ある大型システム開発案件のサブリーダーを
任せていただいた。
そこからはその開発一筋にのめり込む日々。
徹夜続きの開発で、全身にじんましんが
出るようなこともあったが、2年数か月かかって
何とか開発を成功させることができ、大きな自信につながった。
その後に転職し、
システムコンサルタントとしてのキャリアを積み始める。
長くなるのではしょるが、そこから、
・経営コンサルティング
・マーケティング
・講師
・講演会プロモーター
・著者やブックライター
・速読や記憶術
・陰陽五行論、帝王学
・コピーライティング
これらをほぼ2-3年間隔で始め、習得してきたと思う。
スキルは常にブラッシュアップ
もちろん、これらの分野もアウトプットを続けたり、
折に触れてブラッシュアップできるように
アンテナを立てたりしている。
最近は、更に有益なアドバイスができるように、
・エニアグラム
(個人の特性を9つのタイプに分類する心理学)
を2019年4月から本格的に勉強し始めたところだ。
速く、深く学び、価値を上げ続けていくには?
そして、勉強には相乗効果がある。
ある一つのことを深めていくたびに、
連動して他の分野のことも深められていく感覚があるのだ。
言い換えると、色々な分野のことを勉強すればするほど、
学ぶスピードが速くなり、広がってもいくということだ。
自分の引き出しが増えるにつれ、
新しい引き出しと以前の引き出しが紐づけられて、
さらに引き出しが増えていく、といった感じだろうか。
できることが増えていくほど、自分のオリジナリティや希少性も高まっていく。
自分の価値が増えていくのだ。
もちろん、ある1つの専門分野を極めていくためには
10年、20年、あるいは一生かかるものも多い。
それでも、新しい分野の勉強を定期的に開始することが、
今後の世界で楽しく生きていくためには必要だと考えている。
あなたは、令和になってまず何を学び始めるだろうか?
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